理屈よりも体の感覚が好き。直感が大事。


by hiroQ111
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欲を捨てると、楽になる。

知人から本を送っていただいた。
書物を山ほど読んでいる方が、「目からウロコ」だったと真顔で言った。
何度読み返しても、胸がつまると言う。

本のタイトルは
『お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!2』

著者は中村文昭さん。
三重でクロフネというレストランを経営し、
心のこもったオリジナルなウェディングパーティを企画・運営してくれる。

著者は根っからの人なつっこい性格で、おせっかい。
どうしてこういう性格になったのかと考えたら、「母親」の影響だったと確信。

「ひとはひとのお陰で生きている。
私がひとのお世話をしておけば、めぐりめぐって
あんたらを助けてくれることもあるやろ」

人生の出発点にあるのは、親や身近な人間たちの物差しである。
物質的な豊かさでは乗り越えられないものが、人生にはある。

この本には、著書が出会った「すごい人物」たちが何人も登場してくるが
私が驚いたのは、
著書が出会ったひとりの「すごい人物」の、その父親だった。

「すごい人物」は、中学生卒業と同時に、父親から家出を命じられた。
戦後の話ではない。日本がバブルで浮かれていた頃の話だ。

父親は「乞食」として生きていけと息子に伝えた。

ひとの恵みを受けることで、ひとに感謝することを覚える、と父親は言う。
息子は、北海道を皮切りに、日本全国を4年という歳月をかけて行脚した。

その日を無事に生きる、そのこと以上に望みをもつとは
なんと欲深いヤツだ、というのが父親の物差しである。

息子はこの経験から、ひとに親切にしてもらうコツが
体のなかに染み付いたと言う。

親切をいただいて、感謝する。
親切をしたひとは、自分のなかの誇りと愛を感じられる。

ひとは、ひとの役に立つことで、自分の居場所を得るのだと思う。

以前、「ペイフォワード」という映画があったが、
まず自分からひとに親切をして、3人に親切をしたら、
その3人が次の3人に親切を受け渡す。

ネズミ算式に親切体験が増えて、世界はあっという間に幸せになりましたとさ。
と、うまくいくはずだったんだけど、
実際は、「あっという間」にはいかない。
人間の「欲」「自我」「プライド」はそうそう簡単には解けない問題で、
まっ、そこがないとドラマにはなんないわけで。

でも、希望はある。

映画ではない、実際に生きているひとたちが
すごい物差しをもって、その生き様を見せてくれている。
いま、現実に日帰りできるような距離に生きている。

今日、「ありがとう」って何回言えたかな。
優しくしてくださって、ありがとう。
鍛えてくださって、ありがとう。
みんなみんな、おおきにでした。
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by hiroQ111 | 2005-06-14 01:09 | 発想を爆発せよ