理屈よりも体の感覚が好き。直感が大事。


by hiroQ111
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記憶にはないが、赤ん坊の頃、ハイハイしながらわが家を飛び出し
隣の家まで細い路地を抜けて出かけていたそうだ。その距離、およそ30メートル。
幼稚園の頃は、近所の子供を誘い、
近くの海や山へ探検ごっこに出かけていた。
中学生になると電車道を帰り道とは逆方向にどこまでも歩いた。
知らない町を探検する気分だった。

大学生の頃は、朝起きるとすぐに電車にのり、知らない街へ行き、
日が暮れるまで歩き回った。
働きはじめたときは、日曜日ごとにお気に入りの道を歩いていた。道が好きだった。
道はどこまでも続いていて、道の傍らには私の知らない暮らしが脈々と営まれ、
風景を折々に移し変えながらも、つねに温かいものとして存在していた。

そのうち、社会人となり、仕事が忙しくなり、
何が好きか、どうしたいのか、気づく余裕さえなかった。
人と争うようになり、人間が恐ろしくなり、恐ろしさに負けないよう逆にかみついたりした。
そんな生活を7年ほど繰り返したとき、私は壊れた。

壊れたものを修復するのは、並大抵ではない。
壊れたもの、それは私の野生であり、本心である。

私は自分の野性を取り戻し、自分を最大に生ききる決意をした。
本来、怠け者の私ががんばっちゃうのである。

いたるところで組織化され、規格をつくり、あらゆる矛盾を押し殺して
論理的な生き方に努めようとガンバッている現代社会において
どこまで自分を偽らず、自分に偽らず、生きていけるのか皆目わからない。

けれど、ちいさな私の存在が悲鳴をあげているのを見過ごすわけにもいかないのだ。

社会人としては失格かもしれないが、
そんなことはもうどうでもいい。

自然から授かった体に対し、忠実に誠実に生きてみようと思う。
行きたいところへ迷わず行くのだ。

最初はハイハイから。次に起き上がる。
何度でも転び、転ぶたびに起き上がって、やがて歩き出す。
そしたら、町へ出て電車に乗り、まだ見たことのない世界を目指す。

さあ、出かけようっと。
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# by hiroQ111 | 2004-11-09 15:03 | 吠える